キャリア教育出前講座
5・6時間目、PTAの役員さん方のお力をお借りして、
『キャリア教育出前講座』を開催しました。福井で活躍
されている3人の方々をお招きして、それぞれの仕事の内容や
やりがい、心構え、苦労することことなどのお話を聞きました。
1人目は、「医療・福祉に関わる仕事」として、本校卒業生で
福井医療大学で作業療法士をされている中島裕也さんでした。
リハビリとは、Re(再び)+ habilis(適した)が語源で、
再び適した状態になることであり、作業療法士はそれを助け
る仕事で、患者さんが再び適した状態にまで回復したときに
喜びを感じると、作業療法士の魅力を語られていました。
2人目は、「スポーツに関わる仕事」として、フットサル
福井丸岡RUCKの選手で、フィットネスクラブにお勤めの
北川夏奈さんでした。
フットサルを続けるために現在の仕事を選択し、両立が
たいへんだがやりがいがあることや夢を追い続けることの
大切さなどを話してくれました。また、最後には、北川さ
んから素敵なプレゼントもあり、たいへん盛り上がりました。
3人目は、「ものづくりに関わる仕事」ということで、
五月ヶ瀬を製造している会社の社長である瀬川裕司さん
でした。
一時は音楽業界で働いていたが、家業を継ぎ、現在社長と
して覚悟を持って仕事をしていること、また、3人のレンガ
職人の話を交えながら、社会に貢献するという気持ちを持っ
て仕事をすることの大切さなどを話していただきました。
生徒に年収について質問され、「2年で家が買えるくらい」
という答えに生徒たちはびっくりしていました。でも、コロ
ナで業績が落ち込んだ時は、1年間無給だったという話もさ
れていました。
真剣に3人のお話を聞き、生徒たちは職業や自分の将来に
ついて考えるきっかけになったのではないかと思います。ま
た、中学生時代にやっておかなければならないことなどもわ
かったのではないでしょうか。
この講座を企画していただいたPTAのみなさん、どうも
ありがとうございました。
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